目次
授業設計の課題と新アプローチ
現状の課題
- 現状の授業は「映像を作ること」に特化しており、対象物を活かすプロジェクションマッピングの面白さが伝わりにくい。
- 壮大なゴールは、生徒のモチベーション低下に繋がる可能性がある。
提案するアプローチ
- 「映像を映す」のではなく「光で対象を演出する」感覚を重視する。
- まず、小さなものや身近なものを光らせたり動かしたりする、シンプルで意外性のある体験を提供する。例として、黒板の絵が動き出す、生徒の作品の見え方を変える、など。
- 演出的に面白い場所を選ぶ「舞台選び」の視点も重要。
初回授業の具体的なアクティビティ案
- プロジェクターを実際に触る時間を設ける。
- 目玉だけの映像素材などを様々な場所に映してどう見えるか試す遊びから始める。
- 生徒に小型プロジェクターを持たせ、校内を歩き面白い投影場所を探す(夜間授業も検討)。
- iPadで描いた絵がリアルタイムで投影物に反映されるようなインタラクティブな体験も検討。
参考事例
- 芸大の授業では、身近なもの(瓶、額縁など)を対象に、3時間程度でソフトの使い方からアウトプットまでを一気通貫で行う。
- 学生は静止画を並べてストーリーを作り、3人程度のチームで役割分担(素材集め、オペレーション、音響)して制作する。
授業場所の選定方針
- 課題: 学生から「PCルームの外に見える風景に投影したい」という希望が出ているが、これは「操作のしやすさ」が理由。
- 議論と結論: 「操作しやすいか」ではなく「どこでやると面白いか」という演出の観点から場所を選ぶべきであり、その上で「どう作業しやすくするか」を考えること自体が学びになります。
- 場所の候補: 遮光カーテンのある部屋が望ましい。動き回れる美術室なども検討。初回に暗くして使えそうな部屋を複数ピックアップし、グループに分かれて面白い場所を探す案も。
