まずはiPhoneで調査してみました
Appleのスマートフォン「iPhone 12 Pro」「iPhone 13 Pro」、タブレットのiPad PROのうち2020年以降に発売された機種に搭載されている『LiDAR – ライダー light detection and ranging（光による検知と測距）』を使って3Dスキャンしてみました。
今回使用したアプリはScaniverse
Scaniverse lets you capture, edit, and share 3D content directly from your phone. Using LiDAR, photogrammetry, and gaussian splatting, it builds 3D models with high fidelity and stunning detail.
Scaniverseは、あなたの携帯電話から直接3Dコンテンツをキャプチャ、編集、共有することができます。LiDAR、フォトグラメトリー、ガウススプラッティングを使用し、忠実度の高い見事なディテールの3Dモデルを構築します。
スキャンだけでなく写真も色々な角度から撮っておきましょう
屋内の場合はコンセントの位置や、配電盤などを撮影しておくもの役に立ちます。あと、レーザー測定機等で距離を測っておくと良いですね。建物への投影の場合は表面の材質等の調査もしておくと、色の乗りを計算できてクオリティが上がります。
それをもとにCinema4Dで簡易のCGを作ってみました
この想像図を基本にして、レイアウト、プロジェクターの位置を計算していきます。
適当に作ってみても、このようなイメージがあるとコンテンツ制作の時の注意点に気づくことができます。
プロジェクションマッピングはレンズから照射される光が当たらないところには投影できません。当たり前のようで、しっかりと想定しておかないと失敗の原因になってしまいます。
来てくれた皆さんが怪我しないための配慮も大事
電源ケーブルやHDMIケーブルが何本も床に広がることになるので、引っかかって怪我しないような配慮が必要です。養生テープやケーブルマットでケーブルをまとめましょう。
